1998年8月7日
朝6時に起きると雨が降っていた。
正勝さん(宿のオーナー)から連絡があり
「雨がやんだら、午後は仕事があるらしいから13時に大波さん家に行ってくれ。」
との事。
まだ眠たかったので、また布団に戻り寝た。
再度9時に目を覚ますと、晴れ間が出ている。
「午後は仕事だな…。」
パンを焼いて食べ、お昼までゆっくり。
今日、大波さんの所へ一緒に働きに行く人は
「マッキーさん」 29歳
車 スカイライン
もう半年間、佐佐木ファームで生活しているらしい。
警察官を目指しているが、農家になろうか迷っている。
お昼ご飯を食べ、マッキーさんの車に乗せてもらい
大波さん家に行って早速ジャガイモの収穫。
そこから見える景色も、これまた素晴らしい。
何度も、ドラマやCMのロケに使われているのだという。
大波さん家には、横浜から僕と同い年の女の子が農業研修に来ていて、住み込みで働いていた。
まあ、ホームステイというのだろうか?
名前は「ナオちゃん」19歳
横浜の大学生で、夏休みを利用して来ているそうだ。
この日は、大波さんの中学生の息子2人も仕事を手伝っていた。
息子の名前は
「太郎」と「次郎」
もちろん太郎が長男で、
次郎が次男である。
この2人は、中学生にもかかわらず、トラクターを巧みに操るので、彼らが掘った芋を僕らが一生懸命拾っていった。
「北海道は、なんでもありだな…。」
17時 仕事終了
宿に帰ると、今日もシェフの美味しいご飯が用意されている。
食事を終えると、今日で佐佐木ファームを発ってしまうという
「ヤマさん」の送別会が始まった。
僕自身まだ3日目という事もあり、ゆっくり話す機会はなかったが
ハーレーに乗った27歳の超男前ヤマさんと酒を酌み交わした。
そして、宿のみんなとも、いろんな話ができ、打ち解けてきた気がする。
ちなみにヤマさんは、13日に九州でハーレーのミーティングがあるので、明日から九州へ向かうらしい…。
「自由だなぁ…。」
12時
ほろ酔いで就寝。
「明日も朝から大波さん家で仕事だ。頑張るぞ。」