1998年8月15日

連休2日目 10時起床

久しぶりに布団でゆっくりとしてから体を起こすと

イナさんと、コバちゃんと、ブルさんが、

ちょっと遠出しないか?

なんて話をしていたので、一緒に連れていってもらう事に。





「とりあえず北に向かおう。」


と誰かが言い出し、一行はイナさんのレビンに乗り込み北へと向かった。


人まかせの僕は


「さあ、どこに行こう?」

「湖に行ってみたいなぁ。」



なんて会話を聞きながら、外の景色を楽しんでいた。


しばらくするとルートが決まったようだが、僕にはよく分からない…。


旭川より北は行った事がなかったので、なんせワクワクしていた。



1時間もすると、地平線が見えそうな位、ずーっと平地の続く道に出て

だだっ広い畑の合間にある、赤い屋根の農具小屋が僕の心をくすぐる。



「丘の町美瑛」とはまた違う大自然の趣と、ポツンと建つ小屋が妙にマッチして見えた。





道中、車の中の会話も弾み



3時間ほど走った所で、目的地に着いたようだ。

車を下りると、海のように広い湖が目の前に広がっている。

その湖の名は、朱鞠内湖
(しゅまりないこ)

竜川系の川の水を貯めるダム湖で、人工湖としては、日本一広い湖だそうだ。


「北海道は、ダム湖までスケールがでかいのかい。」


みんな圧倒されながらも、腹は減ったようで

「そういやあ、この辺り蕎麦畑ばっかりだねぇ。

蕎麦でも食べよっか。」


なんて、それもそのはず、朱鞠内湖のある幌加内町は蕎麦の作付け面積、生産量ともに日本一の町なのだから。

近くのお店で蕎麦を頂くと

なるほど美味しい。

今まで食べた蕎麦とは、コシが違う。




ような気がした…。





帰り道の途中も、気になった場所を寄り道しながら

19時半 帰宿

宿に着くと、今日は村の盆踊りが有るらしく、みんな出かける準備をしていたので

僕たちもそのまま、一緒に盆踊り会場へと向かった。

みんなが働きに行っている農家さんなんかもたくさんいて、「中に入れ。」と誘ってくれたので

見よう見真似で楽しく踊った。


北海道の人達は、観光客が多いからか、よそ者でも、スーッと受け入れてくれる。

知らない人達も、気さくにしゃべりかけてきてくれるのがとてもうれしい。




21時


盆踊りは終わったが、興奮覚めやまぬ者達

僕、イナさん、コバちゃん、ナナさん、シュウちゃんの5人は

イナさんのレビンに乗り、ドライブがてら旭川へと向かった。


途中で「カラオケがしたい。」という話になり、旭川でカラオケをする事に。




明日は朝から仕事だというのに2時まで弾けまくり、帰りの車もみんなノリノリ。



そして、宿の近くでイナさんのレビンが、走行距離24万キロに達した…。


さすが、全国をまわるテニス選手の車だ…。


それを見たみんなのテンションはなぜか上々。



また明け方まで盛り上がってしまった…。




「超ロングスリーパーだったのに、北海道来てからあまり寝てないなぁ。」


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1998年8月15日
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