旅の途中

朝8時に起きると、朝食が出来ている。


朝ご飯の量は普通だが、やはり魚が美味しい。


なんせ正真正銘とれたての鮮魚だし。



10時、とおまわりを出発。

12時頃、根室に着き、根室半島を回り始めた。


先端は、日本最東端
「納沙布岬」


そこから見えたものは…




霧だけ…。




ものすごい濃霧で視界は
10mほどだった。



そして、この日はそこから車で30分位の所にある

「霧多布」のキャンプ場でバンガローを借りて一泊する事に。




ここで見たものは…




やはり霧だけ…。


霧多布というだけある。





シャワーを、近くの青少年センターで貸してくれるというので霧雨の中そこへ向かうと



地元のおじさんがいて、意気投合した。


すると、おじさん



根室の名産、花咲カニをバンガローに持って来てくれる。

と言う。



バンガローに帰りしばらくすると、おじさんが花咲カニを2匹持って現れた。


初めてみるカニだ…。



食べ方を教えてもらい、口に運ぶと


「オイシイ〜♪」と、3人で声を揃えた。




すると、おじさん今度は



「トキジャケ」を持ってきてやる！と言って、一回家に帰って



トキジャケを持って来てくれた。



これもまた美味しすぎる
。




おじさんと記念に写真を撮って、何度もお礼を言って見送った。


このおじさんの優しい気持ちを、誰かに渡さなくては…。




バンガローには明かりはなく、懐中電灯で過ごしていたのだが


電池が切れたので、コンビニに買いに行くと

2人のライダーと会って、みんなで何気に喋りだした。

そして


「そ〜だ、花咲カニがまだ一匹残っている、一緒に食べないか？」


と、誘いバンガローに2人を連れて行った。


ライダーの名前は


ドンちゃんとケイゴさん


この2人も、まだ会って2日目らしい…。




バンガローに帰って、みんなで花咲カニをツマミにウイスキーを飲みまくった。


それはそれは、会って間もない人達とは思えない盛り上がりであった。


0時頃、知らない内に眠ってしまったようだ。