1998年7月22日


埼玉県蕨市の兄宅で12時起床

また11時間半も寝てしまった。


兄は仕事に行っていて一人だったので、自分でラーメンを作り、食べながら

自分の生きてきた、19年間を振り返っていた。

中学3年間バスケを続け、高校もバスケ部に入ったが、1年の1学期で辞めてしまった。

高校2年から始めたドラムも、バンドから抜け、叩かなくなってしまった。

高卒で就職した、カー用品の会社も、1年ただず退社してしまった。


全てが中途半端。


そんな自分に、あらためて怒りのような感情を抱いた。

でも、もし北海道まで辿り着く事ができたら

自分の中で、何かふっ切れるのだろうか?

少なくとも自信にはなるはずだよな?

逆に、途中で諦めてしまうような事があれば、これからずっと、負け癖がついてしまいそうだ…。


色んな思いが頭をよぎった。








改めて、気合いを入れなおしたのだが、

自転車のタイヤが心配になり、

駐輪場に行ってみると…。


タイヤがぺちゃんこ…。


チューブを取り出し、水につけ、エアー漏れしている部分を探したが

かなり小さい穴なのだろう、どうにも見つからない。




今夜出る予定だったが、もう一泊させてもらって、明日自転車屋さんに行ってから出発しよう。






本日の走行距離0キロ


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1998年7月22日
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