朝、日の出と共に目覚め
顔を洗い、ゆっくりとしてから、6時に中学校を出発。
最初の30分位は平地だったが、昨日に引き続き、「山地獄」へと入った。
しかも坂がきつく、上りは完全に自転車を押しながら歩いている状態。
「今日も厳しい闘いになりそうだな…。」
しかし、この日は珍しく雨も降らず、暑くも寒くもないベストコンディション。
体力的には確かにつらいものの、景色も余裕で楽しめるほど。
(野宿になれ、精神的にも楽になったのか…?)
やっと落ち着いて物事を考えれるようになってか、ある事実に気付いた。
静岡の梅雨明けを待って出発したのに、何故こんなに雨が多いのかずっと不思議だったのだが
どうやら僕が梅雨前線と共に北上しているらしい…。
いつまでも梅雨が明けないってわけだ。
「もう少し出発を遅らせればよかった…。」
などと岩手県まで来てから言っても「あとの祭」。
まあまあ、と気持ちを切り替えてひたすら走った。
朝6時からまともに休憩もせず、19時まで走りまくり
今日も山を15コほど越えたにもかかわらず、一日で135キロも進んだ。
八戸まで残り65キロ
(いっその事一気に八戸まで走ってしまおうか。)
と企んでいたが、さすがに足が動かなくなって
最寄りの小さい駅を今日の宿に決めた。
コンビニ弁当を食べ、駅の外のベンチで横になったが寒くて眠れない。
カッパとタオルをかけてみたが、やはり寒い。
東北の夜は夏でも寒い…。
しょうがないので、ベンチの下に寝袋をひいて寝た。
「山あり谷あり。楽あれば苦ありか・・・。」
21時半 就寝
本日の走行距離 135・4km