1998年8月1日


朝、日の出と共に目覚め

顔を洗い、ゆっくりとしてから、6時に中学校を出発。



最初の30分位は平地だったが、昨日に引き続き、「山地獄」へと入った。




しかも坂がきつく、上りは完全に自転車を押しながら歩いている状態。


「今日も厳しい闘いになりそうだな…。」




しかし、この日は珍しく雨も降らず、暑くも寒くもないベストコンディション。


体力的には確かにつらいものの、景色も余裕で楽しめるほど。


(野宿になれ、精神的にも楽になったのか…?)


やっと落ち着いて物事を考えれるようになってか、ある事実に気付いた。


静岡の梅雨明けを待って出発したのに、何故こんなに雨が多いのかずっと不思議だったのだが


どうやら僕が梅雨前線と共に北上しているらしい…。


いつまでも梅雨が明けないってわけだ。





「もう少し出発を遅らせればよかった…。」


などと岩手県まで来てから言っても「あとの祭」。


まあまあ、と気持ちを切り替えてひたすら走った。




朝6時からまともに休憩もせず、19時まで走りまくり

今日も山を15コほど越えたにもかかわらず、一日で135キロも進んだ。




八戸まで残り65キロ


(いっその事一気に八戸まで走ってしまおうか。)


と企んでいたが、さすがに足が動かなくなって


最寄りの小さい駅を今日の宿に決めた。


コンビニ弁当を食べ、駅の外のベンチで横になったが寒くて眠れない。


カッパとタオルをかけてみたが、やはり寒い。


東北の夜は夏でも寒い…。


しょうがないので、ベンチの下に寝袋をひいて寝た。




「山あり谷あり。楽あれば苦ありか・・・。」


21時半 就寝


本日の走行距離 135・4km


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1998年8月1日
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