1998年8月31日

窓から中に入ろうとしたが、他の人達だっているし

夜中にいくらなんでもそれはね…。



再び駅に戻り、ウイスキーを飲みながら朝を待つ事にした。




そこからの時間は


遠いような、近いような微妙な距離感を感じ続けた。



まだ1ヶ月以上、宿で一緒に過ごすだろう相手


後に必ず250キロ離れた所で過ごす事になる相手か…。


道東の旅、最後の夜、今の自分の感情だけでも伝えようか?


とも思ったが、結局言えないまま朝を迎えてしまった。


6時


宿に戻ったものの、やはりまだ鍵がかかっている。


しょうがなく。開いていた窓から中に入り2人分の荷物を取ってきた。


「宿代も払ってあるしまあいいだろう…。」


9時に迎えに来てくれると言っていたブルさんに電話すると


7時に来てくれたので



予定を早めて、美瑛方面へと車を走らせた。




9時

帯広に到着。


車を洗車してから、帯広名物「豚丼」を食べる為
人に聞きながら


有名な豚丼屋さんに着くも、休み…。



さらに人に聞き、別の豚丼屋を探し


ようやく豚丼にありつく事ができた。




でも、割りと濃い味だったので

長旅に毎日深酒のシュウちゃんは胃にダメージを受けたようだ。




4時

無事ササキファームに着き、3人の楽しい道東の旅が終わった。


宿に着くと、シュウちゃんの親友「トモちゃん」が宿に来ている。



トモちゃんは、去年もササキファームに来ていて、シュウちゃんにササキファームの存在を教えてくれた人だそうだ。


トモちゃんは、2年目の人達とは勿論、今年初めての人達ともすでに打ち解けていて

なんか、宿の雰囲気を一層明るくさせてくれる、そんな存在になっていた。


シュウちゃんも親友と北海道で会えて、とてもうれしそうだ。



この日は簡単にチャーハンを作りシュウちゃんと食べた。




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1998年8月31日
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