1998年9月7日

今日もシェフと一緒に佐渡さんの家で仕事だ。

午前中はジャガイモの収穫、午後はとうもろこしの収穫をして


18時

1時間の残業を終え、宿に帰って

パスタを茹で、インスタントのミートソースをかけて食べた。




しばらくすると、シュウちゃんとトモちゃんが宿に帰ってきた。

剣淵町にある「絵本の館」に行っていたらしい。


シュウちゃんの手には、ウィスキーがある。

(最近、あまり飲んでなかったから、今日は飲みたかったんだよな…。)


佐佐木さん家族もみんな来て、全員で宴会が始まり、しばらくすると


佐佐木家の小学5年生の娘「あやの」と5歳の息子「もとい」が、シュウちゃんに、散歩したいと言い出した。

シュウちゃんと、あやの、もとい、が外に出ようとしたその時



博美さんが


「コウゾウ!女の子だけじゃ危ないから、あんたもついていってあげな!」

と、僕を立たせた。


博美さんは、何か感づいているようだ…。



4人で夜の散歩に出かけながら、シュウちゃんにいつものように軽口をたたくのだが

何となくいつもと雰囲気が違う気がする…。




辺りを一周して、宿の前に戻った所で子供達が中に入っていったのだが


僕たちは、2人で散歩を続け、近くにある保育園の前に座りしゃべり続けた。


段々と会話が途切れてきた頃、僕は思いきって、シュウちゃんに今の自分の思いを伝えた。


遠距離恋愛になる覚悟、
ふられて、気まずくなる覚悟が出来ていた訳ではなかった…。


後先も考えず、ただただ、思いだけを伝えた。



結果……………………。




付き合う事となった。




まさか、北海道でこんな事になるなんて…。


人生何が起こるかわからない…。






宿に戻ると、僕らがなかなか帰ってこないのでみんな心配してくれていた。



みんなで楽しく飲み直し、台所で眠りについた。









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1998年9月7日
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