1998年9月6日

今日もシェフと一緒に、佐渡さんの家で仕事。


いつもと同じように、午前中はとうもろこしをとって、午後はジャガイモの収穫。


仕事はいつもと一緒だが、この日は宿の様子が違う。


今日はみんな仕事を休んで、車で2時間ほどの大雪山にバーベキューをしに行ったのだ。



僕とシェフは

「少し位、だれか残った方がいいよな、佐渡さんの所は今忙しそうだし、ウチラは残って働こうか。」


という事になり、2人だけ残る事にした。



16時


雨が降ってきたので、1時間早く仕事を切り上げ宿に帰ると



トンビさんと、シュウちゃんが宿に残っている…??


「あれ?みんなとバーベキュー行かなかったの?」



トンビさんは、手を怪我していて、シュウちゃんは体調が悪かった行くのを止めたらしい。




夕ご飯は、トンビさんがカレーを作ってくれたので

4人でカレーを食べた。

美瑛産の新鮮な野菜で作られたカレーは、これまた美味しい。


3杯も食べてしまった。




そこに、博美さんから連絡があり

「ばあちゃんが蕎麦うったから食べきな。」

との事。



カレーとサラダをたらふく食った僕たち4人だが

さらに蕎麦を食べるべく、佐佐木さんの家に向かった。


着いて間もなく、普通に丼一杯の蕎麦がみんなの目の前に並ぶ。


(絶対こんなに食べれないだろうな…。)


と、内心思っていたのだが、ばあちゃん特製の手打ちの蕎麦は、さっぱりと美味しく



全員たいらげてしまった。



宿に帰ると、みんな帰ってきていて土産話を聞いた。


ものすごく楽しそうだったが


シュウちゃんが行かずに残っていた事が、うらやましさを半減させていた。










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1998年9月6日
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